令和3年8月18日(日曜日)福岡県篠栗町餓死虐待事件について再び篠栗町役場子ども育成課を訪問しました。
今年3度目の訪問となります。担当松岡課長と話をしました。
昨年の4月に篠栗町で5歳の男児が虐待され最後は餓死で亡くなったことで、今年の6月に篠栗町「町民の命を守るささぐりづくり」条例を制定しました。
「町民の命を守るささぐりづくり」条例とは、篠栗町の人を大切にする思いやりの心を保ち続けるために、町行政だけでなく、住民、議会をはじめ篠栗町に関わる全ての人々が協働して取り組む基本理念と基本原則を明記し、篠栗町に関わる全ての人々が主体となって町民の命を守るためのまちづくりの実現を目指すものだそうです。
条例なるものは、役場の都合の良いように住民にその義務を科すだけであり、なんの意味もありません。条例レベルで篠栗町役場が変わることはないと思います。
子供を救うには、ドアを蹴破り、虐待している人間から子供を強引に引き離し、安全な場所へ連れて行く、これが出来なければ子供は一人と救えません。
実際に松岡氏も条例では、このようなことは出来ないと言っていました。であるなら、虐待されている子供を密室から救う事はこの日本では不可能です。
篠栗町役場から、国へ働きかけを行い、法律の改定を行わなければなりません。